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史上初 木幡親子騎手カルテット誕生 目標は「モレイラ騎手」、新人賞にも意気込む

2017年02月10日 06:00

 父・初広と握手を交わす木幡育也君=美浦トレセン

 史上初となる父子4人ジョッキーの誕生だ。JRAは9日、17年度の新規騎手免許試験の合格者5人を発表した。木幡初広騎手(51)=美浦・フリー=の三男・育也君(18)も無事に合格。長男・初也騎手(21)=美浦・鹿戸、次男・巧也騎手(20)=美浦・牧=に続く“木幡カルテット”となる。スポーツ界広しといえど、現役の親子4人が同じ舞台に登る例はないだろう。

 木幡ファミリーにとって、まさに“三本目の矢”となる育也君が力強く目標を掲げた。「小さい頃から父が馬に乗る姿にあこがれていました。目標はジョアン・モレイラ騎手。折り合わせるのがうまく、追っても迫力がある。所属する藤沢和厩舎で身近にいる柴山騎手は、人間的に素晴らしいと思います」と瞳を輝かせた。

 午前10時の合格発表直後、小倉遠征中の長男・初也を除く父子3人が笑顔で記念撮影を行った。次男・巧也は「(兄弟)みんなで頑張りながら、切磋琢磨(せっさたくま)して勝ち星を挙げられるよう頑張りたい。負けていられません」と弟の合格を喜び、自分の励みにする。

 誰よりもこの日を待ち望んでいたのは父・初広だ。「安心した。認められるよう頑張って欲しい。(親子)4人で同じレースに乗るのが夢だった。でもそう考えると、乗る馬を探すのはオレが一番難しいのでは、って心配になるよ」と珍しくおどけてみせた。

 昨年は巧也が45勝を挙げて新人賞に。弟は「兄の数字を超えて、僕も新人賞を取りたい!」と意気込む。預かる藤沢和師は「乗り手としては言うことなしだね」と才能を評価する。木幡ファミリーが競馬界にニューウェーブを巻き起こすか。デビューを迎える3月は例年以上に熱くなりそうだ。

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