19日、高知競馬場で行われた第4回だるま夕日賞(4歳上・ダ1600m・1着賞金200万円)は、先団の後ろでレースを進めた赤岡修次騎手騎乗の1番人気イッツガナハプン(牡8、高知・田中守厩舎)が、3〜4コーナーで前に取りついて直線抜け出し、逃げた3番人気カッサイ(牡6、高知・雑賀正光厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒6(良)。
さらに3馬身差の3着に2番人気ディアマルコ(牝4、高知・那俄性哲也厩舎)が入った。
勝ったイッツガナハプンは、父ケイムホーム、母フラウアントゥーム、その父トニービンという血統で、これが重賞初制覇。
赤岡修次騎手コメント
「この馬はどこに行っても勝ち負け出来る馬だと調教師と言っていたので、ここでは負けないと思いました。(道中包まれたけど)最近多頭数のところで乗っているので落ち着いて乗れました。飛びが大きい馬なので、スローペースで前の馬を交わしていくのに一度エンジンをかけた方がいいと思ったんですが、スムーズに3コーナーから外に出してエンジンがかかったらハミを取ってかわりました。1400mは短いと思うので長いところを使うのがいいと思います」
【勝ち馬プロフィール】
◆イッツガナハプン(牡8)
騎手:赤岡修次
厩舎:高知・田中守
父:ケイムホーム
母:フラウアントゥーム
母父:トニービン
馬主:田中良輝
生産者:室田千秋
通算成績:31戦11勝(JRA21戦2勝・重賞1勝)