3番人気のネオリアリズムが直線で差し切り快勝(撮影:下野雄規)
26日、中山競馬場で行われた中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、好位の内でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気ネオリアリズム(牡6、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で外に持ち出して先頭に立ち、最後は同馬の内で脚を伸ばした8番人気サクラアンプルール(牡6、美浦・金成貴史厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に7番人気ロゴタイプ(牡7、美浦・田中剛厩舎)が入った。なお、1番人気アンビシャス(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は4着、2番人気リアルスティール(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)は8着に終わった。
勝ったネオリアリズムは、父ネオユニヴァース、母トキオリアリティー、その父Meadowlakeという血統。モーリスを破った昨夏の札幌記念に続く重賞2勝目を挙げた。また、鞍上のM.デムーロ騎手は25日のアーリントンC(ペルシアンナイト)に続く2日連続重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ネオリアリズム(牡6)
騎手:M.デムーロ
厩舎:美浦・堀宣行
父:ネオユニヴァース
母:トキオリアリティー
母父:Meadowlake
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:17戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年札幌記念(GII)