勝ってクラシックに名乗りを上げたいカデナ(写真は2016年京都2歳S優勝時)
昨年は
マカヒキ、
リオンディーズ、
エアスピネルが激突した弥生賞。今年もクラシック制覇を狙う馬達が顔を揃えた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/5(日) 弥生賞(3歳・GII・中山芝2000m)
カデナ(牡3、栗東・中竹和也厩舎)は昨年11月の京都2歳Sを制覇。直線で一旦は抜け出した素質馬
ヴァナヘイムを外から豪快に差し切るという強い内容だった。今回はそれ以来のレースとなるが、勝ってクラシックに名乗りを上げられるか。
グローブシアター(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は母が
シーザリオ、兄に
エピファネイアと
リオンディーズがいる超良血馬。新馬戦を勝って挑んだホープフルSは3着に終わったが、掛かる面を見せなかったのは収穫だろう。現状の賞金で皐月賞に出るのは厳しいだけに、ここは是が非でも出走権を狙ってくるはず。
ブレスジャーニー(牡3、美浦・本間忍厩舎)はサウジアラビアRCと東京スポーツ杯2歳Sを制しており、実績は最上位。ただ体調不良が伝えられていて、ここは回避する可能性も。まともな状態で出走してくるなら当然上位争いできるだろう。
その他、京成杯を勝った
コマノインパルス(牡3、美浦・菊川正達厩舎)、デビュー2連勝中の
ダイワキャグニー(牡3、美浦・菊沢隆徳厩舎)、きさらぎ賞3着の
ダンビュライト(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、新馬勝ちから果敢に挑戦してきた
サトノマックス(牡3、美浦・堀宣行厩舎)なども上位進出を狙う。発走は15時45分。