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【チューリップ賞】エントリーチケット抜群の安定感!2強一騎打ちムードに待った

2017年03月01日 06:01

 安定感を武器に桜戦線へ乗り込みたいエントリーチケット

「チューリップ賞・G3」(3月4日、阪神)

 桜の権利獲得を、虎視たんたんと狙うのが紅梅S2着馬エントリーチケットだ。これまで4戦4連対と崩れないタイプ。使われるごとに状態も上昇しており、さらなる上積みも見込めそうだ。今回の前評判はそれほど高くないが、刺客として“2強”に食い込むことができるか。

 安定感と状態の良さを生かして、桜の権利奪取へ。これまで4戦4連対と堅実な成績を残すエントリーチケットが、本番出走の資格を得られる3着以内を狙い、前哨戦に挑む。前走の紅梅Sは惜しくも2着だったものの、オープンでもやれるメドは立てた。今回が重賞初挑戦で、相手はトップクラスだが、宮師は十分にチャンスがあると踏んでいる。

「前走は自分から動いていったし、悪くないレースだった。自分でレースをつくれるタイプだから、大崩れはしない。相手は強いけど、自分の競馬ができれば」と望みを持っている。その証拠に、今回に比べれば相手関係が楽になるフィリーズRやアネモネSではなく、あえてここを選んだ。「この距離で新馬を勝っているからマイルは大丈夫。それに具合がすごくいい。カイ食いがいいし、いい状態だよ」。目下の出来の良さもトレーナーの背中を押している。

 宮厩舎でチューリップ賞といえば、07年に3着に入ったレインダンスがいる。あの時は1番人気ウオッカ、2番人気ダイワスカーレットの名牝2頭による一騎打ち。今回もソウルスターリングリスグラシューの2強対決が注目されており、ムードはよく似ている。「今回で力が分かるだろう。権利を取りたいね」と本番を見据えた指揮官。10年前のように伏兵ながら上位に食い込み、桜花賞の“エントリーチケット”をゲットしてみせる。

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