検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし
G1TC

躍進目立つG1レーシング 今春はいよいよG1制覇へ

2017年03月07日 11:00

アーリントンCを制したペルシアンナイトもG1制覇が期待される一頭だ

 今年も2開催が終了し、3月からは本格的にG1シーズンが開幕する。3月5日終了時点で馬主の賞金ランキングは1位キャロットファーム、2位シルクレーシング、3位サンデーレーシング。俗に言う“ノーザン系”がトップ3を独占と、相変わらずの強固な布陣で序盤戦をリードした。これには脱帽というほかない。

 個人的な注目は9位のG1レーシング。数字こそ1位のキャロットファームとダブルスコア(4億1812万円-2億2026万円)となっているものの、出走回数は165対80。もともと社台系の一口クラブでは圧倒的に所有頭数が少なく、それを思えば順位以上に優秀な数字と言えるだろう。タンタアレグリアがAJCC、ペルシアンナイトがアーリントンCを制するなど、重賞の舞台でも「黒、赤襷、袖赤一本輪」の勝負服が躍るシーンは多くなってきた。

 10年に設立され、12年にコレクターアイテム(アルテミスS)が重賞初制覇。その後は低迷期を迎えたが、昨年からはブレークの兆しを見せている。アルバートドックがサマー2000シリーズのチャンピオンに輝くなど、クラブとしてJRA重賞を4勝。今年も早々に同2勝と好スタートを切った。

「牧場サイドや調教師、騎手の方々とよく話し合い、やるべきことをやっている。何も難しいことはやっていません」とスタッフの大井宏樹氏は謙虚に語るが、15年からは追分ファーム場長の吉田正志氏を代表に据えて若返りを図るなど、活発な動きを見せてきたのも事実。「昨年まで水をまいて、ようやく芽が出てきたところ。今年こそは大輪の花を咲かせたいですね」と大井氏の言葉には熱がこもる。

 大輪とは言うまでもなくクラブ名と同じ「G1」制覇。前出のペルシアンナイトは牡馬クラシックで中心を担うレベルにまで達した。まだ歴史の浅い新興一口クラブが今春は台風の目となり得るか、要注目だ。(デイリースポーツ・豊島俊介)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。