シルクロードS、タマモホットプレイが久々の勝利

2006年02月05日 15:45

 5日、京都競馬場で行われたシルクロードS(GIII・芝1200m)は、渡辺薫彦騎手騎乗の4番人気{horse=2001107391:タマモホットプレイ}(牡5、栗東・南井克巳厩舎)が、道中は中団を追走から直線は外を追い込み、連れて追い込んだ7番人気マイネルアルビオンとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分08秒9(良)。さらに3/4馬身の3着には1番人気アイルラヴァゲインが入った。

 勝ったタマモホットプレイは、父フジキセキ、母ホットプレイ(その父ノーザンテースト)という血統。03年11月に京都でデビュー。2歳新馬、千両賞(500万下)と連勝し、04年シンザン記念(GIII)でも2着に好走。その後の3歳春のトライアル戦では、きさらぎ賞(GIII)10着、スプリングS(GII)8着と結果を残せなかったが、3ヶ月の休養を挟み青函S(OP)で優勝し、スプリンターズS(GI-8着)にも挑戦。続くスワンS(GII)では、10番人気ながらも実績馬を抑えて重賞初制覇を飾った。以降はコンスタントに芝の短距離重賞に参戦するも、7戦して1度も掲示板に載ることができず、前々走の05年アンドロメダS(OP)で2着と久々に好走したものの、前走の06年淀短距離(OP)では8着と敗れていた。通算成績20戦5勝(重賞2勝)。

 鞍上の渡辺薫彦騎手、管理する南井克巳調教師共に、同レース初勝利。同騎手は、ナムラサンクスで制した04年ダイヤモンドS(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算9勝目。同調教師は、ビッグプラネットで制した京都金杯(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算5勝目となった。

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