12日、京都競馬場で行われた3R・3歳未勝利(ダート1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気アレクシオス(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が2番手追走から直線抜け出して優勝。勝ちタイムは1分26秒9(良)。父フレンチデピュティ、母はJRA・4勝のマリーシャンタル(その父サンデーサイレンス)という血統。伯母に96年オークス、97年天皇賞・秋(共にGI)を制したエアグルーヴ、祖母に83年オークス馬ダイナカールがいる。通算成績2戦1勝。
小倉競馬場で行われた3R・3歳未勝利(芝1800m)は、鹿戸雄一騎手騎乗の4番人気カツヨカムトゥルー(牡3、美浦・中野渡清一厩舎)が道中は中団を追走し、直線大外から差し切って優勝した。勝ちタイムは1分51秒3(良)。父サッカーボーイ、母ダーリングスキー(その父マルゼンスキー)という血統。牝系に78年有馬記念、76年菊花賞などを制したグリーングラス(父インターメゾ)がいる。通算成績7戦1勝。
東京1R・3歳未勝利(ダート1300m)は、柴田善臣騎手騎乗の2番人気ブライティアミラ(牝3、美浦・菅原泰夫厩舎)が、道中好位追走から、直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分21秒9(良)。父キングヘイロー、母ブライティアドーツ(その父ハイブリッジスルー)という血統。従兄に02年北海道2歳優駿(交流GIII)を勝ったブラックミラージュがいる。通算成績4戦1勝。
小倉1R・3歳未勝利(牝・ダート1700m)は、和田竜二騎手騎乗の1番人気マチカネハツネ(牝3、栗東・南井克巳厩舎)が道中は好位を追走し、直線では4頭が競り合う混戦をクビ差制した。勝ちタイムは1分50秒4(稍重)。父ウイングアロー、母マチカネカッサイ(その父スリルショー)という血統。叔父に04年福島記念(GIII)を制したセフティーエンペラ(父ソヴィエトスター)がいる。新種牡馬ウイングアロー産駒はJRA初勝利となった。通算成績3戦1勝。