「チャンピオンズC・G1」(12月7日、中京)
ジャパンダートクラシックで2冠馬
ナチュラルライズを完封した
ナルカミが、今度は強豪ぞろいの古馬勢に挑む。前走は大井やナイターなど初物尽くしの一戦だったが、問題なくクリアし、4連勝を飾った。19年
クリソベリル以来の3歳馬Vで、ダート戦線の勢力図を塗り替えられるか-。
Jpn1・4勝の
メイショウハリオは前走が復活の兆し。帝王賞を競走除外後に臨んだJBCクラシックで
ミッキーファイトの2着と健闘。23年5着以来2年ぶりに出走する尾張のG1で、8歳馬が意地を見せる。
みやこSで牡馬相手にレコードVを飾った
ダブルハートボンドは初のG1挑戦だが、見劣りはしない。大久保師が「苦手ではない」と話す通り、中京ダート千八は3戦3勝。しかも鞍上の坂井はこのレースを2連覇中と心強い。
2年連続銀メダルの
ウィルソンテソーロも雪辱に向けて気合十分。6歳となった今年も海外、地方と転戦し、強敵と激戦を繰り広げてきた。その経験値が頂上決戦でも生きるはずだ。
前走初ダートで2着と新味を発揮した
シックスペンスや、安定感抜群の
テンカジョウ、武蔵野Sを快勝した
ルクソールカフェ、復活の気配が漂う
ラムジェットなどもチャンスはある。