「鳴尾記念・G3」(12月6日、阪神)
宝塚記念の前哨戦の位置付けとして6月に行われていたが、今年から12月の施行となり、距離も芝2000メートルから芝1800メートルへ変更。時期や距離が短縮され、傾向がどのように変わるか見極めたいところだ。
チャレンジCに続く重賞連勝を狙う
オールナットが中心になる。1週前追い切りは栗東坂路で4F53秒3-12秒1をマーク。軽快な動きで登坂して仕上がりは良好だ。異父姉にG1を2勝した女傑
ショウナンパンドラを持つ良血馬が4歳秋を迎えて軌道に乗ってきた。V有望の存在だ
チャレンジCで2着に好走した
グランヴィノス。脚元に不安があって出世は遅れたが、兄姉に
ヴィブロス、
シュヴァルグラン、
ヴィルシーナというG1馬が名を連ねる血統馬。キャリアはまだ8戦と伸びしろも大きい。前走の再戦模様。リベンジのチャンスが訪れた。
アンドロメダSで復活Vを決めた
ウエストナウ。直線外からメンバー最速タイの末脚で力強く伸び、オクトーバーS18着からの反撃に成功した。器用さに欠ける面があって成績は不安定だが、デビュー2戦目の京都新聞杯で2着するなど素質は高い。スムーズに運べれば好戦は可能だ。
カシオペアS2着から重賞獲りを狙う
ナムラエイハブ。1週前追い切りは栗東坂路で4F53秒0-12秒0をマーク。迫力十分の動きで出来は上昇気配。重賞ウイナーの仲間入りを果たす。
しらさぎSは5着に敗れた
デビットバローズ。2番手で運んだが、差し&追い込み決着で展開が厳しかった。3走前は同舞台の大阪城Sを勝っており、距離延長は歓迎。開幕馬場で押し切りがあってもいい。