2016年の東京盃を制したドリームバレンチノ(撮影:高橋正和)
19日(水)に大井競馬場で行われる東京スプリント。例年に比べるとメンバーは小粒に思えるが、10歳馬にして今も健在なJpnI馬ドリームバレンチノ、勢いのあるキタサンサジン、力を付けてきたレアヴェントゥーレなど面白いメンバーが揃った。主な出走予定馬は以下のとおり。
■4/19(水) 東京スプリント(4歳以上・JpnIII・大井ダート1200m)
ドリームバレンチノ(牡10、栗東・加用正厩舎)は10歳になるが、9歳時の東京盃を制しているように今も健在。今年も黒船賞からの始動となったが、4着に敗れたとはいえ59キロの斤量を背負ってのもの。昨年の東京盃同様58キロの斤量で出られる今回は、一叩きされた上積み、メンバーを考えると好走は必至だろう。
ブライトライン(牡8、栗東・鮫島一歩厩舎)は8歳にして交流重賞初参戦となるが、前走ではJRAのオープンで2着に入ったように、こちらもまだまだ衰えていない。1200mは初ダートの京葉Sで3着と適性は十分にありそう。大井の深い砂でスタミナを要求されるようならチャンスは十分あるだろう。
レーザーバレット(牡9、美浦・萩原清厩舎)は前走のJBCスプリントで4着に入ったように現状のこのメンバーでは実力上位と言って良いだろう。大井の1200mも一昨年のJBCスプリントで4着と悪くなさそうで、今年の始動戦を重賞制覇で決めたいところだ。
レアヴェントゥーレ(牡7、浦和・小久保智厩舎)は前走のしらこばと賞を圧勝。力を付けている。ここはメンバーが一気に強くなるが、構える馬が多いのでハナを切っていけば粘り込みがあっても良い。
キタサンサジン(牡5、栗東・梅田智之厩舎)はこの中では断然フレッシュな5歳馬。近2走は不発気味もサウスヴィグラス産駒でこの条件への適性が高そう。交流重賞初参戦で一気の変わり身があっても不思議ではない。
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