29日、京都競馬場で行われたあやめ賞(3歳・500万・芝1800m)は、好位でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の4番人気グラットシエル(牡3、栗東・石坂正厩舎)が、直線で脚を伸ばして、内から一旦は抜け出していた3番人気ソーグリッタリング(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)をゴール前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒2(良)。
さらにクビ差の3着に8番人気クリノヤマトノオー(牡3、栗東・高橋義忠厩舎)が入った。なお、1番人気アンセム(牡3、栗東・野中賢二厩舎)は6着、2番人気フィアーノロマーノ(牡3、栗東・高野友和厩舎)は8着に終わった。
勝ったグラットシエルは、父マンハッタンカフェ、母リリアーレ、その父キングカメハメハという血統。2月4日の未勝利戦に続く2連勝となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆グラットシエル(牡3)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・石坂正
父:マンハッタンカフェ
母:リリアーレ
母父:キングカメハメハ
馬主:社台レースホース
生産者:追分ファーム
通算成績:6戦2勝