オークスの1週前追い切りをCWで行ったアドマイヤミヤビ(撮影:井内利彰)
桜花賞12着後はノーザン
ファームしがらきでリフレッシュ放牧。4月27日に栗東へ戻ってきた
アドマイヤミヤビ(栗東・友道康夫厩舎)。先週はオークス(5月21日・東京芝2400m)に向けた2週前追い切りのニュースをお伝えしたが、今週は1週前追い切りをM.デムーロ騎手を背に行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースに、
ロマンチックワーク、
リッチーリッチーと共に入場。前に2頭を置いて、2秒近く後ろから追走する形。残り3F地点でその差は少し縮まるも、直線に向いても1秒以上の差はあった。
だからといって無理に前に追いつこうとしないのは、このジョッキーらしいところ。厩舎サイドからは「ゴール板を過ぎても追ってほしい」とオーダーしたようなので、追い出しを少し遅らせるような形だった。
残り150mほどのところで、馬も本気モードになり、その時にス
トライドの大きさが一瞬にして変化した。この動きは先週にはなかったもの。まだ絶好調だった頃の雰囲気にはないものの、この追い切りでぐんと上昇してくる可能性はある。時計は6F84.6〜5F68.6〜4F54.2〜3F39.6〜1F11.8秒だった。
(取材・写真:井内利彰)