フェイムゲームが直線で差し切り重賞5勝目(撮影:下野雄規)
28日、東京競馬場で行われた目黒記念(4歳上・GII・芝2500m)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の8番人気フェイムゲーム(セ7、美浦・宗像義忠厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、馬群の間を割って一旦は先頭に立った1番人気ヴォルシェーブ(牡6、栗東・友道康夫厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。
さらに2馬身差の3着に13番人気ハッピーモーメント(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。なお、3番人気モンドインテロ(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)は8着、2番人気ウムブルフ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は9着に終わった。
勝ったフェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム、その父アレミロードという血統。先だって行われた日本ダービーを制したC.ルメール騎手に導かれ、2015年2月のダイヤモンドS以来、約2年3か月ぶりとなる復活Vを果たした。重賞は5勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆フェイムゲーム(セ7)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・宗像義忠
父:ハーツクライ
母:ホールオブフェーム
母父:アレミロード
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:25戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2014年アルゼンチン共和国杯(GII)