重賞6勝馬・クラレントが屈腱炎を発症、引退へ(2013年エプソムC優勝時、撮影:下野雄規)
 
 重賞6勝を挙げている
クラレント(牡8、栗東・橋口慎介厩舎)が右前浅屈腱炎を発症し9ヶ月以上の休養が必要であることがわかり、現役引退が決まった。 
 同馬は父ダンスインザダーク、母は
エリモピクシーで、兄弟には
サトノルパン、
レッドアリオン、
リディルなど重賞勝ち馬がいる。1歳下の半弟・
レッドアリオンも先日引退が発表された。 
 2011年、栗東・橋口弘次郎厩舎から2歳でデビューし、2連勝でデイリー杯2歳S(GII)を勝利。GI・朝日杯FSでも2番人気に支持された(7着)。8歳の今年まで重賞を通算6勝、2015年のGI・安田記念でも3着と長い間マイルの重賞戦線で活躍した。