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【宝塚記念】シュヴァルグラン無冠返上だ!昨年よりローテに余裕、仕上がり上々

2017年06月21日 06:03

 G1初制覇に燃えるシュヴァルグラン

 「宝塚記念・G1」(25日、阪神)

 1990年以降、宝塚記念が11頭以下で行われたのは5回。その結果をひもとくと“前走G15着以内敗退からの巻き返し”というキーワードが浮かび上がる。連勝で初夏のグランプリを制したのは00年テイエムオペラオーだけ。残る勝ち馬4頭は前走のG1(3頭が天皇賞・春)で敗退しながらも掲示板を確保していた馬だ。今年該当するのは天皇賞・春2着馬シュヴァルグラン。ここで反撃を決め、G1初制覇を成し遂げるか。

 打倒ブラックへ-。今季ここまでの2戦はともに銀メダル。王者撃破の最右翼に名乗りを上げたシュヴァルグランが、天皇賞・春からの巻き返しとG1初制覇に燃えている。

 G1未勝利の身ながら、ファン投票3位(5万5225票)の支持を受けて出走する大一番。春盾ではキタサンブラックサトノダイヤモンドという2強対決ムードが漂うなか、しぶとい走りでG1馬2頭に割って入った。担当の津田助手は「昨年のキタサンなら勝てるのではと思って出したけど、相手も力をつけていた。内容は良かったです」と振り返る。

 中間は短期放牧を挟み、その後は十分な乗り込み量を消化してきた。「前走後は疲れを抜いてから立ち上げたので、“しっかり負荷をかけること”に重点を置いてやってきた。坂路での調教で、トモの甘さが徐々に解消されてきた」と好気配を伝える。1週前は栗東CWで6F81秒1-12秒6と上々の動きを披露した。「ジョッキーが乗ってスイッチが入った感じ」。着々と態勢は整いつつあるようだ。

 今年は9着に終わった昨年よりも1戦少ないローテ。余裕のある臨戦過程は特筆すべきだろう。「昨年は1カ月前に帰厩して、今年は1カ月半前に帰厩。その分、ゆとりを持って調整できるし、馬の様子を見られる期間が取れますからね。体はいいところまで持ってこられたし、昨年とは全然違いますよ」と仕上げ人は自信をのぞかせた。

 姉は13、14年ヴィクトリアマイル覇者ヴィルシーナ、妹は昨年の秋華賞、今春のドバイターフを制したヴィブロスだ。ダンシングキイ産駒(ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムード)以来、2例目となる3きょうだいでのJRA・G1制覇も懸かる一戦。大器がいよいよ、無冠返上を果たす。

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