26日、香・シャティン競馬場で行われたセンテナリースプリントC(香G1・芝1000m)に、F.コーツィー騎手騎乗の1番人気で臨んだサイレントウィットネス Silent Witness(セン7、香・A.クルーズ厩舎)は、スタートから全く加速が付かず、トップから5.1/2馬身差の7着、1400m以下のレースで初めて敗れた。
レースは、好位を追走していたE.サンマルティン騎手騎乗の2番人気シンティレーション Scintillationが、3番人気ナチュラルブリッツ Natural Blitzをゴール前で1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは56秒30(良)。
サイレントウィットネスは、父El Moxie(その父Conquistador Cielo)、母Jade Tiara(その父Bureaucracy)という血統の豪国産馬で、03・04年香港スプリント(香G1)連覇、香港短距離3冠レース完全制覇など数々の偉業を達成し、05年5月チャンピオンズマイル(香G1)で2着に敗れるまで17連勝を記録していた。初の海外遠征となった安田記念(GI)では3着と敗れたが、再来日のスプリンターズS(GI)で快勝。その後は香港スプリント3連覇を目指していたが体調不良により出走を回避、今回は約5ヶ月ぶりの出走だった。通算成績21戦18勝(GI・9勝)。