韓国が米G1勝ちの種牡馬2頭を購入

2017年07月14日 20:45

 米国のケンタッキー州・スペンドスリフトファームが種牡馬アーチアーチアーチとティズウェイを韓国に売却し、この2頭が2018年から同国で繋養されることがわかった。

 この2頭は現役時代にはG1を制した一流馬で、主な産駒としてアーチアーチアーチには米G3・ボブホープS優勝のトウズオンアイス、ティズウェイには米G1・BCジュヴェナイルフィリーズターフ2着のコーステッドがいる。

 アーチアーチアーチは名種牡馬Archの産駒。現役時代にはG1・アーカンソーダービーを制覇。日本では今年のアーリントンCに出走したスーパーモリオンを含む3頭がデビューしている。本馬の父Archはヤマニンパラダイスの甥、アルビアーノの叔父であり、日本にも関わりのある血統。

 ティズウェイは米国の歴史的名馬ティズナウの産駒。現役時にはジャパンカップダートにも出走(12着)。ベストウォーリアの半弟となるゴルディオンが輸入されたものの未勝利のまま怪我で引退しており、日本では目立った産駒成績は残していない。

 韓国競馬は今世紀に入り馬産が盛んになってきており、種牡馬ランキングでは米国からの輸入種牡馬が大半を占める。これまで韓国には、日本馬も種牡馬として多く輸出されており、天皇賞馬・イングランディーレは韓国ダービー馬・チグミスンガンを輩出、ビワシンセイキは韓国三冠第1弾のKRAカップマイルの勝ち馬インディアンキングの父となっている。

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