マルセリーナの半弟プロトスターは稽古を進めるうちに良くなってきている(撮影:佐々木祥恵)
桜花賞馬マルセリーナの半弟プロトスター(牡2・美浦・戸田博文)と白毛一族のハウナニ(牝2・美浦・手塚貴久)が、9月3日(日)、新潟競馬場でデビューする。注目の2頭について、管理する各調教師のコメント。
新潟5R 芝1800m
プロトスター(父ネオユニヴァース、母マルバイユ、母父Marju、半兄にスプリングS優勝のグランデッツァ)について、戸田調教師。
「この血統はモコモコと毛が長くなる血統のようで、こちらに来た当初は毛も伸び気味でした。それがだいぶ毛ヅヤが良くなってきましたし、皮膚の薄さも出てきました。ゲート試験時はそんなに出は速くはなかったですが、先週のゲート練習では速くなっていました。稽古を進めるうちに段々良くなってきましたし、体力もついてきました。ここに来て血統馬の雰囲気が出てきましたね」
新潟6R ダ1200m
ハウナニ(父ロードカナロア、母ユキチャン、母父クロフネ、母は統一GIIの関東オークス優勝)について、手塚調教師。
「ゲート試験に合格して、1度放牧に出しました。こちらに戻ってきてからは順調です。今週(8/30)は坂路で53秒台の時計で、動き自体も良かったですね。真面目で一生懸命ですし、前向きなところがあってカーッとなる面もあるのですが、それが実戦で良い方に出ればと思います。あとは砂を被った時にどうかですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)