新馬戦で驚異の上がりを見せたワグネリアン、併せ馬で年上の重賞ウイナーに食い下がった(ゼッケン210・撮影:井内利彰)
中京芝2000mの新馬戦では上がり3F32.6秒という驚異的な数字でデビュー勝ちを決めた
ワグネリアン(栗東・友道康夫厩舎)。今朝6日は野路菊S(9月16日・阪神芝1800m)に向けた1週前追い切りをCWコースで行っている。
馬の少ない時間帯に福永祐一騎手が跨って入場。
ラプソディーアが先行、それを追いかける
ワグネリアンで、最後方からはローズS(9月17日・阪神芝1800m)の出走を予定している
アドマイヤミヤビが構えるという3頭併せ。
先導役の
ラプソディーアがそれなりに飛ばしていったため、それについていった後続も速いラップ。4コーナーでは後ろの2頭が前に並びかけていき、ラスト1F手前では
ラプソディーアが手応えなく、併せ馬から脱落。
最後の1Fは内
アドマイヤミヤビ、外
ワグネリアンの追い比べだったが、さすがに相手は年上の重賞ウイナー。最後は
アドマイヤミヤビの手応えが楽だったものの、それに追われて食い下がって、少し遅れてのゴールだった。
時計は6F80.9〜5F66.5〜4F52.3〜3F39.0〜1F12.6秒。1週前追い切りとしては申し分ない負荷なので、来週の最終追い切りは息を整える程度で十分力を出せる状態ということになりそうだ。
(取材・写真:井内利彰)