大器ファンディーナをはじめ本番さながらの豪華メンバーが揃ったローズSに注目(撮影:下野 雄規)
3日間開催の2日目となる9/17(日)は中山・阪神の2場開催。2場ともに台風18号の影響で雨予報となっており、特に阪神は土曜日の重馬場からさらに悪化することが確実な状況となっている。
※本ページの内容は9月16日時点のものです。台風の影響による開催の有無につきましては主催者発表をご確認ください。
■本番さながらのメンバーで行われるローズS
阪神11Rは上位3頭に秋華賞の優先出走権が与えられるトライアルレース、ローズS(GII)。天皇賞に向かうオークス馬ソウルスターリングは不在だが、レーヌミノル、リスグラシュー、モズカッチャンといったクラシック上位勢に、大器ファンディーナなど豪華メンバーが揃った。馬場状態が各馬にどう影響するかがカギとなりそうだ。
■石坂正調教師、JRA重賞50勝まであと「1」
そのローズSで上位人気が予想されるミリッサを管理する石坂正調教師は、JRA重賞50勝まであと1勝に迫っている。ここで決められれば、タッチングスピーチ、シンハライトに続くローズSの3連覇も合わせて達成することになる。
■JDD2着のサンライズソアが古馬と初対戦
中山11Rのラジオ日本賞(OP)には、唯一の3歳馬としてサンライズソアが出走。ジャパンダートダービーでクビ差の2着だった実力馬が、川崎記念3着のコスモカナディアンをはじめとした古馬に挑む。
■ダンスインザムードの仔が武豊騎手でデビュー
2004年の桜花賞、2006年のヴィクトリアマイルを制し、米国でもGIIIを勝ったダンスインザムードの仔、シャンデリアスピンが阪神5Rの新馬戦でデビューする。鞍上はダンスインザムードを桜花賞で勝利に導いた武豊騎手。
■ワナの仔、スキスキレンパツが中山でデビュー
中山5Rの新馬戦では、スキスキレンパツが蛯名正義騎手鞍上でデビュー。祖母メロンパン、母ワナともに小田切有一氏の所有馬で、馬名の由来もそのまま「好き、好き連発」。なお、半姉イイコトバカリも阪神7R(500万)に出走する。
■ばんえいでは秋の古馬重賞
ばんえい・帯広競馬場では20時10分(第10R)に岩見沢記念(BG2)が行われる。元は2006年に休止となった岩見沢競馬場で行われていたレースで、当時はBG1に格付けされていた。帯広に移って格はBG2に変更されたものの、秋の古馬重賞として定着している。連覇を狙うフジダイビクトリーなどが出走予定。