21日、大井競馬場で行われた京浜盃(3歳、南関東G2・ダート1700m、1着賞金2500万円)は、内田博幸騎手騎乗の5番人気サワライチバン(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)がスタートから先手を奪い、直線外から追い上げる1番人気グッドストーンを1.1/2馬身差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分48秒2(良)。さらに1馬身差の3着には4番人気カネショウアトラスが入った。
勝ったサワライチバンは、父ロングニュートリノ、母ロングシルエット(その父フェアジャッジメント)という血統。05年6月の新馬戦(船橋・ダート1000m)でデビュー勝ちを収めた後は勝ち星を挙げられず、今年に入っても4、2着と惜しいレースが続いていたが、前々走の特別戦で2勝目を挙げ、前走のしらさぎ賞(南関東G3)で初重賞を手にしていた。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。