【万哲の馬場予報】神戸新聞杯(阪神芝)「傷んだ部分がカバーされ、通常の良馬場レベル」

2017年09月23日 17:45

阪神芝は通常の良馬場レベル

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【神戸新聞杯(阪神芝の傾向)】
 中山より天気回復が早く、土曜午前6時半時点で天気は晴れ、芝は終日良馬場で行われた。阪神は先週までのAコースからBコースに変更。こちらも先週までに傷んだ内寄り部分が柵の移動でカバーされ、時計の出方は通常の良馬場レベル。際立った高速決着ではないが、中山とは違って、金曜の雨の影響は芝に限れば全くなかった。

 9R・ききょうSを勝ったタワーオブロンドンの勝ち時計1分21秒7は、過去10年ではNo2(14年ナヴィオンの1分21秒6が最速)。神戸新聞杯と同じ外回りを使用した10R・夕月特別(1800m)はレーヌドブリエが最終4角8番手から上がり3F33秒7で突き抜けた。

 今秋の阪神開催は外回りに限れば、開幕週から、中〜外から差しが利き、速い瞬発力が要求される。先週のローズSも逃げた2着馬カワキタエンカは別として、勝ち馬ラビットランは最終4角13番手、3着馬リスグラシューが同15番手と後方から台頭。

 神戸新聞杯は外回りの定石通りに「時計対応力&瞬発力」を重視。展開で惠まれるケースは考えにくい。日曜は好天でもあり、現時点での力量が問われる本命戦が濃厚か?

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