菊花賞に向けて追い切りを行ったブレスジャーニー(撮影:井内利彰)
美浦から栗東へ転厩し、菊花賞(10月22日・京都芝3000m)へ向けて順調に追い切りを消化しているブレスジャーニー(栗東・佐々木晶三厩舎)。今朝27日はレースに向けた3週前追い切りをCWコースで行っている。
トーセンアルタイル、コンゴウサファイアの2歳新馬が先行し、それを2馬身ほど追いかける形で6F標識を通過。少しずつその差を詰めていき、3コーナーすぎでは外から前の2頭に並びかけていく。この時に少し行きたがるような仕草は見せていた。
最後の直線は大外だったものの、併せた相手が新馬でもあり、楽々と追い抜いていくと思われたが、意外にも伸びず遅れてゴール。時計は6F85.2〜5F70.3〜4F55.6〜3F41.2〜1F14.1秒と全体時計が遅いわりには、終いも時計を要する形となった。
もともと腰の弱いところがあるので、力のいるウッドチップにヨレながら走ったことも影響した感じ。まして、まだ息をつくっている段階だけに、仕方ないのかも知れない。幸い、追い切り後も問題ないようなので、このひと追いからどんどん上昇していけばといったところ。
(取材・写真:井内利彰)