9/30(土)は中山・阪神の2場開催。天候は中山が晴れ時々曇り、阪神が晴れの予報となっている。久々に2場とも芝・ダート良で競馬が行われることになりそうだ。

■阪神メインはダート重賞シリウスS
　阪神11Rはダート2000mのハンデ重賞、シリウスS(GIII)。盛岡のマーキュリーC(GIII)からの連勝でJRA重賞初制覇を狙うミツバや、昨年の覇者マスクゾロ、春にアンタレスSを勝ったモルトベーネなどが出走する。

■藤田菜七子騎手、白毛馬に47キロで騎乗
　中山6Rの500万下には、白毛馬カスタディーヴァが藤田菜七子騎手鞍上で出走。話題性のある組み合わせというだけでなく、斤量が47キロになることでも注目を集めている。これは、3歳牝馬の斤量52キロから南半球産で2キロ減、さらに藤田騎手の3キロ減が合わさることで実現した。47キロでの出走は1979年11月11日のリオノルテ以来となる。

■阪神3Rに素質馬ヘンリーバローズが登場
　阪神3Rの未勝利戦にヘンリーバローズが出走。全兄にシルバーステートがいる血統で、2015年のセレクトセール当歳にて1億2960万円で落札された。デビュー戦はワグネリアンとの争いにハナ差敗れたが、素質の高さは十分に見せている。圧倒的人気が予想されるが、それに応えることができるか。

■中山9Rは2歳オープン戦、カンナS
　中山9Rは2歳のオープン特別、カンナS。新種牡馬ノヴェリスト産駒で小倉2歳S4着のヴァイザーや、函館2歳Sで5着のパッセなどが出走する。

■ドゥラメンテの甥、アドマイヤキングがデビュー
　阪神5Rの新馬戦では、アドマイヤキング(父キングカメハメハ)がM.デムーロ騎手でデビュー。叔父ドゥラメンテを筆頭に、近親に活躍馬がズラリと揃う良血馬だ。初戦突破なるか。

■中山の新馬戦ではステイゴールド産駒に注目
　中山5Rの新馬戦では、ムーンライトナイト(父ステイゴールド)が出走。母ポーレンは現役時代に愛GIII・パークエクスプレスSを勝っている。鞍上は吉田隼人騎手。

■吉田豊騎手、田辺裕信騎手らが区切りの勝利までわずか
　吉田豊騎手はJRA通算1200勝まであと2勝で、本日は中山で5鞍に騎乗。田辺裕信騎手はJRA通算700勝まであと3勝で、中山で6鞍に騎乗。川島信二騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、阪神で2鞍に騎乗。高倉稜騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、阪神で3鞍に騎乗。