1番人気レッドファルクスが連覇達成(撮影:下野雄規)
1日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、中団でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気
レッドファルクス(牡6、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、最内を突いて一旦は先頭に立った5番人気
レッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智之厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に7番人気
ワンスインナムーン(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)が入った。なお、2番人気
メラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)は7着、3番人気
セイウンコウセイ(牡4、美浦・上原博之厩舎)は11着に終わった。
勝った
レッドファルクスは、父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット、その父サンデーサイレンスという血統。春の安田記念(3着)以来の休み明けをものともしない豪快な差し切り勝ちで、1990年のGI昇格後ではサクラバクシンオー、
ロードカナロアに続く史上3頭目となる、スプリンターズSの連覇を達成した。
【M.デムーロ騎手のコメント】
とても嬉しいです。4コーナーで少し後ろすぎると思っていましたが、手応えは凄く良かったです。直線に入って手前が替わって凄い脚を使ってくれましたので、これは負けないぞという感じでした。僕と同じで負けたくないという気持ちの強い、素晴らしい馬です。僕自身としても(秋のGIシリーズの開幕戦で)いいスタートが切れました。これからも頑張ります。
【勝ち馬プロフィール】
◆
レッドファルクス(牡6)
騎手:M.デムーロ
厩舎:美浦・尾関知人
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ベルモット
母父:サンデーサイレンス
馬主:東京ホースレーシング
生産者:社台
ファーム
通算成績:23戦10勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2016年スプリンターズS(GI)