府中牝馬Sに向けて1週前追い切りを行ったクイーンズリング(撮影:井内利彰)
昨年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリング(栗東・吉村圭司厩舎)。今年も昨年と同じ府中牝馬S(10月14日・東京芝1800m)が秋の始動となるが、今朝4日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースにM.デムーロ騎手騎乗で入場。ウィズアセント、スズカモナミと隊列ができ、その最後方から追走。6F標識地点で先頭との差は1秒以上あったが、徐々にその差を詰めて最後の直線。仕掛けられると即座に反応して、矢のような伸び。一瞬で2頭を交わし去り、先頭でゴールした。
時計は6F82.4〜5F67.2〜4F52.2〜3F38.2〜1F11.6秒。全体時計はさほど速くないが、最後1Fの伸びは今日イチ。香港C以降、結果は出ていないが、追い切りの動きを見るかぎり、年齢的な衰えうんぬんといった気配は全くない。
(取材・写真:井内利彰)