マーチS、ヒシアトラスがトップハンデを克服

2006年03月26日 15:25

 26日、中山競馬場で行われたマーチS(GIII・ダート1800m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ヒシアトラス(牡6、美浦・中野隆良厩舎)が道中先団追走から4角手前で追い出すと、先に抜け出した10番人気プライドキムをゴール手前で捕らえ、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分51秒4(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には7番人気ベラージオが入った。

 勝ったヒシアトラスは、父ティンバーカントリー、母が94年クイーンC(GIII)3着のタックスヘイブン(その父Alydar)という血統。00年のセレクトセールにて2150万円で落札されていた。03年2月のデビュー戦(中山・ダート1800m)を5馬身差で圧勝すると、その後もダート中心に使われ、05年平安S(GIII)で重賞初制覇。今回の勝利も含め、これまでの勝ち鞍は全てダート1800mで挙げている。通算成績32戦9勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。

 鞍上の横山典弘騎手は、25日にリンカーンで制した日経賞(GII)に続く2日連続のJRA重賞勝利で今年のJRA重賞3勝目(通算87勝目)。管理する中野隆良調教師は同馬で制した05年平安S以来で通算38勝目となった。

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