ベストアプローチ、菊花賞最終追い切り速報/栗東トレセンニュース

2017年10月19日 13:15

ベストアプローチは悪い状態の馬場でも苦にすることなく走れていた(写真右、撮影:井内利彰)

 今朝19日は菊花賞(10月22日・京都芝3000m)に向けた最終追い切りを行ったベストアプローチ(栗東・藤原英昭厩舎)。調教時間中はほとんど雨が降っていたが、この馬が追い切った時間帯だけは雨が上がり、空も少し明るくなった。そんな中、Dコースの芝馬場での併せ馬だった。

 岩田康誠騎手が跨り、イダエンペラーを追走する内容。向正面から入場して、5Fでの追い切り。スタート時は3馬身ほど追走しており、そこから徐々に差を詰めていく形。たっぷりと水分を含んだ上、これまでの追い切りで掘れた箇所がたくさんある悪い状態の馬場だったが、さほど苦にすることなく走れていた。

 ゴール前ではきっちりと追いついて先着。時計は5F66.8〜4F51.7〜3F37.2〜1F11.8秒と芝馬場にしては物足りない数字に思うかも知れない。しかし、現状の馬場状態を考えれば、4Fで52秒を切りながら、最後が1F11秒台というのは評価すべき数字。あとは前走神戸新聞杯6着の結果から、どのくらい巻き返すことができるかだろう。

(取材・写真:井内利彰)

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