2日、阪神競馬場で行われた7R・3歳500万下(芝1600m)は、小牧太騎手騎乗の7番人気ユウカージナル(牡3、栗東・松元茂樹厩舎)が好スタートから先頭に立ち、そのまま10番人気ビヨンドザムーンに5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒3(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には1番人気のゲイルが入った。
勝ったユウカージナルは、父タイキブリザード、母フォレットジューナ(その父マルゼンスキー)という血統。伯母には、97年中山牝馬S(GIII)で2着に入ったスプリングバーベナ(父ブライアンズタイム)がいる。同馬は05年6月にデビューし、3戦目で初勝利。その後は苦戦が続き、前走の3歳500万下(ダート1200m)でも9着に敗れていた。通算成績8戦2勝。
中山6R・3歳500万下(芝1600m)は、北村宏司騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)マチカネゲンジ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中は中団追走から直線入り口で先頭に並びかけ、連れて上がった2番人気エッセイストとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気フュノンガルウが入った。
勝ったマチカネゲンジは、父サンデーサイレンス、母はJRA・2勝のマチカネササメユキ(その父Woodman)という血統。全姉にJRA現3勝のマチカネエンジイロ(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)がいる。05年10月のデビューから2戦続けて2着の後、3戦目に初勝利。続く05年葉牡丹賞(500万下)では1番人気に推されたが2着に敗れた。ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)は輸送熱の影響で出走を取り消し、3ヶ月半ぶりの出走となった前走の500万下では3着だった。通算成績6戦2勝。
阪神6R・3歳500万下(ダート1200m)は、秋山真一郎騎手騎乗の5番人気シアトルバローズ(牡3、栗東・武田博厩舎)が、中団追走から、2番人気アグネストラベルとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分12秒0(重)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ゴービハインドが入った。
勝ったシアトルバローズは、父スキャン、母は94年ラジオたんぱ賞(GIII)3着のプリンセストウジン(その父スルーザドラゴン)という血統。05年JRAブリーズアップセールにて780万円で落札されている。昨年7月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げるも、その後は苦戦が続き、前走の3歳500万下は5着に敗れていた。通算成績9戦2勝。