GI5勝と活躍したタイキシャトルが種牡馬を引退(写真は97年ユニコーンS優勝時、撮影:下野雄規)
2017年シーズンは浦河町西幌別のイーストスタッドで供用されていたタイキシャトル(23歳)が19年間に及んだ種牡馬生活を引退することになった。今後は、そのまま同スタッドで引退馬協会のフォスターホースとして繋養される。
タイキシャトルは父デヴィルズバッグ、母ウェルシュマフィン、母父カーリアンという血統の米国産馬。現役時代は13戦11勝2着1回。日本で安田記念、マイルCS(2回)、スプリンターズSを勝ったほか、仏国のジャック・ル・マロワ賞にも勝って1998年には年度代表馬にも選ばれている。
現役引退後、1999年から新ひだか町静内のアロースタッドで種牡馬生活をスタート。2年ごとに静内と浦河を往復する人気種牡馬となった。おもな産駒にはメイショウボーラー(フェブラリーS)、ウインクリューガー(NHKマイルC)、サマーウインド(JBCスプリント)などがいる。
【追記とお詫び】
タイキシャトルは
NPO法人引退馬協会がフォスターホースとして所有し、同協会の会員の支援により、繋養されます。
6日現在、同内容を追記しておりますが、配信時点で一部誤解を招く表現がございましたことをお詫び申し上げます。