10日、中山競馬場で行われた黒松賞(2歳・500万・芝1200m)は、中団でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の2番人気タイセイアベニール(牡2、栗東・西村真幸厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る3番人気セイウンリリシイ(牝2、美浦・水野貴広厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒5(良)。

　さらに1.3/4馬身差の3着に1番人気ヴェルスパー(牝2、美浦・加藤征弘厩舎)が入った。

　勝ったタイセイアベニールは、父ベーカバド、母ハロードリーム、その父ブライアンズタイムという血統。これで通算成績は8戦2勝となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆タイセイアベニール(牡2)
騎手：田辺裕信
厩舎：栗東・西村真幸
父：ベーカバド
母：ハロードリーム
母父：ブライアンズタイム
馬主：田中成奉
生産者：松本信行
通算成績：8戦2勝