15日、中山競馬場で行われた中山グランドJ(JGI、芝4250m)は、B.スコット騎手騎乗の2番人気カラジ(セン11、豪・E.マスグローヴ厩舎)が道中は4番手を追走し、3〜4角で先頭に立つと、直線追い詰める1番人気テイエムドラゴンをクビ差抑えて優勝。同レースの連覇を達成した。勝ちタイムは4分50秒8(良)。さらに7馬身差の3着には3番人気テレジェニックが入った。
勝ったカラジは、父Kahyasi、母Karamita(その父Shantung)という血統。昨年の中山グランドJ以来の障害戦となった前走のペガサスジャンプS(OP)は、テレジェニックの2着と健在ぶりを見せていた。通算成績83戦15勝(うち障害16戦8勝、JRA・4戦2勝)。
鞍上のB.スコット騎手、管理するE.マスグローヴ調教師共に同レース連覇を達成。中山グランドJの連覇は00、01年のゴーカイに続き2頭目。なお、11歳馬の優勝はJRA史上最高齢となる。