ホープフルSに向けて追い切りを行ったジュンヴァルロ(ゼッケン461番・撮影:井内利彰)
今年からG1に昇格したホープフルS(12月28日・中山芝2000m)。ここへ新馬、黄菊賞と無敗の2連勝で出走を予定している
ジュンヴァルロ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝13日はレースに向けた追い切りをCWコースで行っている。
アドマイヤキングが先頭、それに
ネプチュナイトが続き、
ジュンヴァルロは最後方から追走。先頭との差は2秒近くあったが、徐々にその差を詰めていく感じで、4コーナーを回ったところでは3頭の最内から前を射程に入れていく。
並びかけるまでに脚を使うかと思ったが、そこまでが速かったし、それ以上に追い抜く時の反応の鋭さに驚かされた。これは前走時のCW1週前追い切りの仕掛けた時の反応よりも俊敏。レースを使って、走りの内容は確実に上昇している。
時計は6F82.4〜5F68.1〜4F53.5〜3F39.1〜1F12.0秒。数字だけを見ると、その1週前追い切りとさほど変わりないのだが、動きに余裕があったり、全体的な動きは明らかに今回が上。初めての中山競馬場など課題もあると思うが、状態に関しては申し分ない。
(取材・写真:井内利彰)