皐月賞、メイショウサムソンが重賞連勝で制す

2006年04月16日 15:40

 16日、中山競馬場で行われた皐月賞(3歳・GI、芝2000m)は、石橋守騎手騎乗の6番人気メイショウサムソン(牡3、栗東・瀬戸口勉厩舎)が道中は好位を追走し、直線では早めに先頭に立ったフサイチリシャールを交わすと、内を突いて伸びてきた10番人気ドリームパスポートを1/2馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分59秒9(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気フサイチジャンクが入り、1番人気アドマイヤムーンは4着に敗れた。

 勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(その父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母に95年七夕賞(GIII)3着のノーザンプリンセスがいる。デビュー3戦目で初勝利を挙げると、続く野路菊S(OP)も制し、重賞初挑戦となった東京スポーツ杯2歳S(GIII)では2着と好走した。前々走のきさらぎ賞(GIII)では1番人気に推されながらも2着に敗れたが、前走のスプリングS(GII)で重賞を初制覇していた。通算成績10戦5勝(重賞2勝)。

 鞍上の石橋守騎手はデビュー22年目にしてJRA・GI初勝利。スプリングSに続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では11勝目。管理する瀬戸口勉調教師は03年のネオユニヴァース以来の皐月賞2勝目で、JRA・GI通算13勝目。ラインクラフトで制した阪神牝馬S(GII)に続く2週連続の重賞制覇で、今年のJRA重賞は3勝目、通算では49勝目となった。

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