現地時間10日、仏・サンクルー競馬場で行われたペネロープ賞(3歳牝、仏G3・芝2100m)に、日本で3戦1勝の成績を残したゲイリーティアラ(牝10)の産駒ジェルマンス Germance(牝3、仏・J.ルジェ厩舎)がI.マンディザバル騎手騎乗で出走。2着サナヤ Sanayaに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分20秒1(稍重)。
勝ったジェルマンスは、父Silver Hawk、母ゲイリーティアラ(その父Caerleon)という血統の米国産馬。叔母に00年フィーユドレール賞(仏G3)を制したエグロン Aiglonne(父Silver Hawk)がいる。04年キーンランドセプテンバーイヤリングセールにて20万ドルで落札されていた。05年11月のデビュー戦、前走の一般戦と2連勝。今回が重賞初挑戦だった。通算成績3戦3勝(重賞1勝)。
母ゲイリーティアラは98年12月に栗東・鮫島一歩厩舎からデビュー、3戦目で初勝利を挙げた。その後は出走せず、00年11月に登録を抹消し繁殖入り。03年キーンランドジャニュアリーオールエイジセールに上場され、23万ドルで落札されていた。