アンタレスS、フィフティーワナーが逃げ切る

2006年04月23日 15:45

 23日、京都競馬場で行われたアンタレスS(GIII、ダート1800m)は、武豊騎手騎乗の2番人気フィフティーワナー(セン4、栗東・安田隆行厩舎)がスタート直後から先手を奪うと、直線に入っても脚色は衰えず、1番人気ヒシアトラスに2.1/2馬身差をつけて逃げ切り、5連勝を飾った。勝ちタイムは1分49秒0(良)。さらにハナ差の3着には3番人気サカラートが入った。

 勝ったフィフティーワナーは、父Fusaichi Pegasus、母Heraklia(その父Irish River)という血統の米国産馬。叔父に01年セントライト記念(GII)を制したシンコウカリドがいる。05年7月のデビュー戦は3着だったが、続く未勝利戦から前走の摩耶S(1600万下)まで4連勝。今回は4か月半ぶりの出走だった。通算成績6戦5勝(重賞1勝)。

 鞍上の武豊騎手はディープインパクトで制した阪神大賞典(GII)に続く今年のJRA重賞7勝目で、通算では224勝目。管理する安田隆行調教師はシルヴァコクピットで制した00年毎日杯(GIII)以来のJRA重賞3勝目となった。なお、この勝利でFusaichi Pegasus産駒はJRA重賞初勝利を達成した。

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