1/6(土)は中山・京都の2場開催。5日正午の馬場発表では2場ともに芝・ダート良、6日の天候は中山が晴れ、京都が曇りの予報となっている。
■
2018年の中央競馬が開幕
2018年の中央競馬がいよいよ開幕。今年最初のレースは、9時55分発走の中山1R・3歳未勝利だ。昨年の同レースを制した吉田隼人騎手は、
サムシングクールに騎乗する。また、昨年の関西開幕戦では単勝9番人気・55.7倍だった藤岡佑介騎手騎乗の
タガノポムルが勝利と、いきなり波乱の幕開けとなった。
■外国人騎手は不在
M.デムーロ騎手が1/6〜1/7、C.ルメール騎手が1/6〜1/13まで騎乗停止中。また、短期免許取得の外国人騎手もいないため、本日の開催は全員が日本人騎手となった。
■中山金杯は明け4歳世代に注目
中山メインは年明け恒例の重賞・中山金杯(GIII)。昨秋、古馬を相手に重賞戦線で勝利を重ねた明け4歳世代に注目したい。
ウインブライト、
カデナ、
セダブリランテスといった重賞ウイナーに、OP特別2勝の
ダイワキャグニー、ス
プリングSで2着の
アウトライアーズが出走する。
■京都金杯も有力4歳馬多数
京都メインは京都金杯(GIII)。こちらも前走のリゲルSを完勝した明け4歳馬
レッドアンシェルが1番人気に支持されそう。他にも
アメリカズカップ、
カラクレナイ、
キョウヘイ、
ラビットランと、4歳の重賞ウイナーが出走する。
■内田博幸騎手、川島信二騎手らが“年男ジョッキー”に
2018年は、内田博幸(1970年生)、石神深一、大庭和弥、金子光希、川島信二、難波剛健、畑端省吾、蓑島靖典(1982年生)、井上敏樹、岩崎翼、城戸義政、原田和真(1994年生)と12人のJRA騎手が年男となる。内田博幸騎手は、本日中山競馬場で10鞍に騎乗予定。中山金杯では
トーセンマタコイヤに騎乗し、スタートダッシュを狙う。
■菊沢隆徳調教師、庄野靖志調教師らが“年男トレーナー”に
調教師では、石栗龍彦、川村禎彦、昆貢、服部利之(1958年生)、小野次郎、菊沢隆徳、庄野靖志、角田晃一、羽月友彦、松山将樹、矢野英一(1970年生)、斉藤崇史、安田翔伍(1982年生、安田翔師は3月1日開業)と13人のJRA調教師が年男に。菊沢隆徳厩舎は中山金杯に
ダイワキャグニーを、庄野靖志厩舎は京都金杯に
レッドアンシェルを出走させる。所属馬の金杯奪取で厩舎に勢いをつけることができるか。
■
サトノクラウンの半妹が中山でデビュー
中山3Rの新馬戦で、
ポンデザール(父ハーツクライ)がデビュー。香港ヴァーズ、宝塚記念を制した
サトノクラウンの半妹という血統で、馬名の意味由来は「ルーヴル美術館へと続くパリ、セーヌ川にかかる橋」。石橋脩騎手とのコンビで初陣を飾れるか。
■京都6Rの新馬戦にも注目馬多数
京都6Rの新馬戦では、2016年セレクトセール1歳で2億5380万円の
カザン(父ディープインパクト)が登場。他にも、2015年セレクトセール当歳で1億3500万円の
トーセンヴァロン(父ディープインパクト)、
ネオウィズダム半弟の
スパーダドーロ(父
オルフェーヴル)などが出走する。
■中山10R・ジュニアCに
テンクウなど登場
中山10Rは明け3歳馬によるオープン戦、ジュニアC。前走のサウジアラビアRCで
ダノンプレミアムと0.5秒差の4着だった
テンクウや、新馬戦を快勝した
ロードカナロア産駒
パルマリアなどに人気が集まりそうだ。
■京都9R・福寿草特別に
アドマイヤキングなど
京都9Rは芝2000mの3歳500万特別、福寿草特別。祖母が
アドマイヤグルーヴという良血馬
アドマイヤキングや、札幌2歳Sで3番人気に支持された(10着)
カレンシリエージョなどが出走する。