【京都金杯】キョウヘイ高倉騎手「あとは僕がうまく捌けるか」/ねぇさんのトレセン密着

2018年01月05日 19:11

デビューからコンビを組むキョウヘイと高倉騎手(撮影:花岡貴子)

 さぁ!いよいよ明日から2018年中央競馬の幕が開きますね。お正月といえば、すごく気になるのは宮本厩舎。2015年にウインフルブルームで京都金杯を制したのが凄く印象深いんです。

 宮本師は自らを“いらち”と評しています。“いらち”は関西地方で使われる方言で「せっかち」とか「気が短い」という意味だそうです。確かに、宮本師はパッパパッパと物事を進める方なのです。そういった気性が厩舎経営にも影響するのでしょうか?確かに毎年、宮本厩舎のスタートダッシュは目を見張るものがあります。

 昨年1月はシンザン記念をキョウヘイで制覇していますね。しかもこのレースで後のGI馬であるペルシアンナイトとアルアインを負かしています。そのキョウヘイ、今年は京都金杯が初陣です。

「上がりの脚は確実なものを持っています。それが武器ですね」というのはデビュー戦からコンビを組んでいる高倉騎手。

 その武器を生かすために、道中は脚をためて直線で勝負するスタイルが定着してきました。

「あとは僕がうまく捌けるか、ですね」

 その点、今回は13頭という頭数がキョウヘイにプラスに働きそうです。

 まだまだ子供っぽい雰囲気ですが、そういったヤンチャな面が末脚の起爆剤にもなっているのでしょうね。

「デビューの頃よりはだいぶ扱いやすくなりました。前走後の回復も早く、この中間も順調ですよ」と陣営も期待を寄せていました。宮本厩舎は今年もスタートダッシュを決めてくれるのでは?と楽しみにしています。

(取材・文:花岡貴子)

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