初の京都コースが鍵となりそうなレイデオロ(撮影:佐々木祥恵)
昨年のダービー馬
レイデオロ(牡4・美浦・藤沢和雄)が、今年初戦を京都記念(GII・京都芝2200m)で迎える。1週前はルメール騎手が手綱を取り、ウッドチップコースで追い切った。津曲調教助手のコメント。
「前走(
ジャパンC・GI・2着)後は放牧に出て、こちらに戻ってきてからも順調に調整しています。今週(1/31)はコースの外々を回ったことを考えれば時計も十分でした。ルメール騎手(レースではダリオ・バルジュー騎手)が乗ってくれましたし、このひと追いで良くなるでしょう。
前走は1コーナーを少しタイトに入ってしまって、位置取りを下げざるを得なくなり、展開的にも厳しかったですね。勝ち馬はインの経済コースをピッタリ回ったのに対して、この馬は4コーナーも外を回っています。2着に敗れましたが、3歳馬ながらよく勝ち馬に迫っていますし、
キタサンブラックを交わしたあたりにこの馬の能力を再認識する強いレースでした。
京都コースは初めてになりますが、右回りも問題ないですし、外回りなら大丈夫だと思うので頑張ってほしいです」
(取材・文:佐々木祥恵)