17日(土)に東京競馬場で行われる第68回ダイヤモンドステークス(GIII)に出走予定の
リッチーリッチー(牡5)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。
―転厩初戦になりますが、レースに向けての経緯を
目標を決めずに体調が良いということで入厩して、ちょうど良いところにダイヤモンドステークスがあったので、そこへ向かおうということになりました。
―ジョッキーを乗せた1週前と、今週の追い切りについて
1週前はしっかり負荷を掛けたかったので、前もいいペースで行ってもらって追いかける形で、ゴールを過ぎてもしっかり追ってもらう、かなり厳しい調教を課しました。今週はそこまでではないですが、前を走った馬自身に負荷を掛けたかったので、前の馬にはさらに先へ行かせました。結果として遅れたことについては予定通りというか、問題ないことではあります。
―3000m超級のレースは初めてになりますが
父であるTeofiloの子どもは、ヨーロッパの長距離をかなり勝っていたりするので、転厩の話をいただいた段階から、こういう長い距離のレースにはチャレンジしたいと思っていました。
―ファンの皆さんへ
準オープンの身なので、大きなことは言えませんが、軽い(と思われる)ハンデとバテない強みを生かして、オープン馬相手にどこまでやれるか期待してください。応援よろしくお願いします。
(取材:山本直)