5日、名古屋競馬場で行われた駿蹄賞(3歳・ダート1900m、1着賞金200万円)は、吉田稔騎手騎乗の2番人気ホウライミサイル(牡3、愛知・藤ケ崎一男厩舎)が道中中団の位置取りから、3、4コーナーでマクり気味に進出し直線入口で先頭に立つと、後続に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分04秒3(良)。2着には道中2番手でレースを進めた5番人気マウタン。さらに1/2馬身差の3着には3番人気ゴールドハートランが入った。
勝ったホウライミサイルは、父デヒア、母ネオブラボー(その父フィディオン)という血統。伯父に91年有馬記念(GI)を制したダイユウサクがいる。05年11月の名古屋でのデビュー戦で初勝利。その後、中央のレースに参戦するも結果を残せず、前走、名古屋の鶴舞公園特別で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(うち中央2戦0勝、重賞1勝)。