現地時間6日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英2000ギニー(英G1・芝8f)は、K.ファロン騎手騎乗の1番人気ジョージワシントン George Washington(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)がレース終盤に馬群から抜け出すと、2番人気サーパーシー Sir Percyに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分36秒86(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には9番人気オリンピアンオデッセイ Olympian Odysseyが入った。
勝ったジョージワシントンは、父デインヒル、母Bordighera(その父Alysheba)という血統の愛国産馬。半兄に02年愛チャンピオンS(愛G1)などG1を3勝、02年欧州最優秀古馬にも選出され、現在は新冠・優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っているグランデラ(父Grand Lodge)がいる。05年5月のデビュー戦(芝5f)は3着に敗れたが、続くメイドン(芝6f)に勝利すると、レイルウェイS(愛G2)、フィーニクスS(愛G1)、ナショナルS(愛G1)と4連勝。同年の欧州最優秀2歳牡馬に選出された。今回が今季初戦で約8か月ぶりのレースだった。通算成績6戦5勝(G1・3勝)。
鞍上のK.ファロン騎手、管理するA.オブライエン調教師は、昨年のフットステップスインザサンド Footstepsinthesandに続く同レース連覇を達成。共に同レース4勝目となった。