11日、中山競馬場で行われた東風S(4歳上・OP・芝1600m)は、先手を取ったF.ミナリク騎手騎乗の7番人気ミュゼエイリアン(セ6、美浦・黒岩陽一厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで逃げ切り、好位追走から差を詰めた1番人気タイセイサミット(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒3(稍重)。

　さらに1.3/4馬身差の3着に2番人気シュウジ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)が入った。なお、3番人気ロジチャリス(牡6、美浦・国枝栄厩舎)は8着に終わった。

　勝ったミュゼエイリアンは、父スクリーンヒーロー、母エールスタンス、その父エルコンドルパサーという血統。2015年3月の毎日杯以来、約3年ぶりの勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ミュゼエイリアン(セ6)
騎手：Ｆ．ミナリク
厩舎：美浦・黒岩陽一
父：スクリーンヒーロー
母：エールスタンス
母父：エルコンドルパサー
馬主：菊地祐司
生産者：社台ファーム
通算成績：18戦3勝