14日、園田競馬場でJRA交流競走の摩耶山特別(3歳・ダート1400m)が行われた。
レースは、単勝1.1倍の断然人気に推された武豊騎手騎乗のジャスパープリンス(牡3、栗東・森秀行厩舎)がスピードの違いでハナを切り、向正面で5馬身ほどのリードを奪う展開。3コーナー付近で一度後続を引きつけたものの、直線に向いて一気に他馬を突き放し、2着ラングドック(牡3、美浦・加藤和宏厩舎)に2秒4差をつける圧勝を収めた。
ジャスパープリンスは父Violence、母Ambitious Journey(その父Bernardini)という血統の米国産馬。昨年8月19日の2歳新馬戦(小倉芝1200m)ではモズスーパーフレアの2着と好走。その後の3戦は不振が続いていたものの、新馬戦以来となる武豊騎手とのコンビで見事に初勝利を果たした。