11日、大井競馬場で行われた06グリーンC(準重賞・ダート2000m、1着賞金800万円)で移籍初戦を迎えた内田博幸騎手騎乗の2番人気エイシンチャンプ(牡6、大井・堀千亜樹厩舎)は、スタートで後手を踏み道中は後方追走。向正面から徐々に進出し、直線追い上げたが、勝ち馬から0.6秒差の3着に敗れた。
レースは3番人気ホクトアサティスが好スタートから先頭に立つと、直線でも脚色衰えず5番人気コアレスハンター2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分06秒6(重)。1番人気に支持されたボンネビルレコードは8着に敗れた。
エイシンチャンプは、父ミシエロ、母エイシンミシガン(その父Manila)という血統。02年6月に栗東・瀬戸口勉厩舎からデビューし、同年の朝日杯フューチュリティS(GI)を制しJRA最優秀2歳牡馬に選出。年明け初戦弥生賞(GII)を制するものの、以降は精彩を欠き、昨年12月にJRA競走馬登録を抹消。大井・堀千亜樹厩舎に転厩していた。通算成績35戦4勝(重賞2勝)。