12番人気ポートエレガントが波乱を演出

2006年05月13日 12:30

 13日、京都競馬場で行われた5R・3歳500万下(ダート1800m)は、安部幸夫騎手騎乗の12番人気(単勝28,400円)ポートエレガント(牡3、栗東・岩元市三厩舎)がハナに立ってレースを進めると、直線で7番人気アイアンキングとの叩き合いをアタマ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分51秒9(不良)。さらに2馬身差の3着には圧倒的1番人気(単勝150円)エイシンハンコックが入った。
 勝ったポートエレガントは、父デヒア、母は89年4歳牝馬特別・東(GII)など重賞3勝を挙げたファンドリポポ(その父ホスピタリテイ)という血統。叔父に99年福島記念(GIII)の勝ち馬ポートブライアンズがいる。05年7月にデビューし、5戦目で初勝利。近2走は連続5着と掲示板圏内の走りをみせていた。通算成績13戦2勝。

 京都6R・3歳500万下(芝2000m)は、船曳文士騎手騎乗の9番人気マストビートゥルー(牡3、栗東・加用正厩舎)が、2番手追走から直線で先頭に立つと、2番人気フィールドベアーに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分05秒6(不良)。さらにハナ差の3着には4番人気アースクリスハーンが入った。
 勝ったマストビートゥルーは、父オペラハウス、母ホッポウマリア(その父アンバーシャダイ)という血統。従兄に02年宝塚記念(GI)を勝ったダンツフレームがいる。前走アザレア賞(500万下)は7着に敗れていた。通算成績4戦2勝。

 京都7R・3歳500万下(芝1400m)は、川田将雅騎手騎乗の11番人気スマイリングルーラ(牝3、栗東・大久保龍志厩舎)が中団追走から徐々に進出し、直線先に抜け出した1番人気マチカネタマカズラをハナ差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分25秒6(不良)。さらに2馬身差の3着には8番人気マルノサプライズが入った。
 勝ったスマイリングルーラは父ダンスインザダーク、母スマイリングカット(その父リアルシャダイ)という血統。祖母に88年新潟記念(GIII)の勝ち馬ダイナオレンジ、叔母に96年4歳牝馬特別・東(GII)を制したセンターライジングがいる。03年セレクトセールにおいて1000万円で落札されていた。05年6月にデビューし、6戦目で初勝利。前走の3歳500万下は9着に敗れていた。通算成績10戦2勝。

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