併走馬2頭をきっちり交わし皐月賞に向け順調なアイトーン(撮影:井内利彰)
福寿草特別、若葉Sと連勝して、皐月賞(4月15日・中山芝2000m)へ駒を進めてきたアイトーン(栗東・五十嵐忠男厩舎)。今朝4日はレースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
朝一番のCWコース。ナムラタメゴロー、タマモジュニアの2頭が最初に入場して、それを追走する形。レースでは逃げる形が一番能力を発揮できているが、追い切りでは状況を把握しているのか、行きたがったり、スムーズさを欠くようなところもなく追走できている。
最後の直線で前を射程圏に入れると、きっちりと2頭を交わして先着のゴール。時計は6F82.1-5F66.7-4F51.7-3F37.5-1F12.5秒と全体の数字もそれなりに速い。今回もハナを主張するレースになると思われるだけに、この馬の刻むラップ次第で、レースの展開が大きく左右することになりそう。
(取材・文:井内利彰)