11月30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。府中開催の年内ラストを飾る大一番では、欧州年度代表馬の
カランダガンを迎え、
マスカレードボールや
クロワデュノールなど好メンバーが対決する。本稿では過去10年の「配当」から、的中へのヒントを探ってみたい。
近年は堅い決着が目立ち、3連単で10万円以上は久しく出ていない。もっとも高配当となった15年でさえ、4→7→1番人気で5万3920円。昨年は2着同着で、それぞれ2万2390円、1万8940円だった。ほかに1万円以上を付けたのは16年、17年、19年のみ。
20年は1→2→3番人気で3連単は1340円しか付かなかった。同年は
アーモンドアイ、
コントレイル、
デアリングタクトの三冠馬3頭による対決で力通りに決着。また、
コントレイルの引退レースとなった21年も低配当で、2着に3番人気
オーソリティ、3着に2番人気
シャフリヤールが入り、3連単1780円とかなりの安めとなった。
それよりも低配当だったのは、
イクイノックスが勝利した23年のこと。2着に2番人気
リバティアイランド、3着には5番人気の
スターズオンアースが入ったものの、1着固定で買っている人が多かったのか、3連単は1130円だった。
過去10年で1番人気が【6-1-2-1】と安定感
バツグン。波乱は見込みづらい一戦といえるだろう。今年は天皇賞(秋)を制した
マスカレードボールが人気の中心になりそうだが、結果は果たして。
【過去10年の単勝・3連単配当】
■24年 単勝230円 3連単22390円、18940円(※)
■23年 単勝130円 3連単1130円
■22年 単勝450円 3連単9850円
■21年 単勝160円 3連単1780円
■20年 単勝220円 3連単1340円
■19年 単勝510円 3連単19850円
■18年 単勝140円 3連単2690円
■17年 単勝1330円 3連単13340円
■16年 単勝380円 3連単36260円
■15年 単勝920円 3連単53920円
※2着同着