M.デムーロ騎手騎乗の1番人気サトノワルキューレが豪快に差し切り勝ち(撮影:下野雄規)
22日、東京競馬場で行われたフローラS(3歳・牝・GII・芝2000m)は、スタートで出遅れ最後方からの競馬となったM.デムーロ騎手騎乗の1番人気サトノワルキューレ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で外から全馬を差し切り、好位追走からしぶとく脚を伸ばした13番人気パイオニアバイオ(牝3、美浦・牧光二厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒5(良)。
さらにクビ差の3着に5番人気ノームコア(牝3、美浦・萩原清厩舎)が入った。なお、2番人気サラキア(牝3、栗東・池添学厩舎)は4着、3番人気オハナ(牝3、美浦・堀宣行厩舎)は14着に終わった。
勝ったサトノワルキューレは、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン、その父Roi Normandという血統。牡馬を破ったゆきやなぎ賞からの2連勝で重賞初制覇を飾った。また、本馬及び2着のパイオニアバイオは5月20日に行われるオークスの優先出走権を獲得した。